民宿 天和(てんほう)

天岩戸神社(写真は西本宮本殿)

天岩戸神社は東本宮と西本宮の二つの神社があります。
天岩戸を御神体としてお祀りする西本宮、天照大神(アマテラスオオミカミ)ご本人を御神体としてお祀りする東本宮の二つです(車道で鳥居から鳥居までの距離が300m、本殿間の距離は直線距離にして100m程です)。
多くの方が天岩戸神社は一つの神社だと思い込んで来られます、一般的には天岩戸神社は現在で言う「西本宮」の事を指しており、東本宮にお詣りする方はほんの僅かです。
言い方を変えて言うと天岩戸(洞窟)にお詣りはするが、目と鼻の先にいらっしゃる肝心な天照大神(アマテラスオオミカミ)には挨拶もせずに帰ってしまう…
そんな事を普通にやっている人達が殆どです。私達地元民は「何やってるの?それじゃご利益ないでしょ!」、「わざわざ遠くから何しに来たの?」、「東本宮にお詣りしなきゃ意味ないでしょ?」の思いを強く感じています。
ただ、東本宮は地元では通称「大神宮」との呼び名で大切に守られて来た神社でもあり、多くの人々がいわゆる「ゾロゾロ」とやって来るような場にはなってもらいたくない(観光地にはなってほしくない、汚されたくない、そっとしていてもらいたい)と言う相反する気持ちも持ち合わせているのが実情です。「行ってよ」と「行かないで」がある訳です。
「パワースポット」と言う過去には無かった言葉が飛び交うこの頃ですが、この地を訪れる時には是非心のスイッチをリセットしてご参拝頂きます様お願い致します。

天岩戸神社の公式ホームページがあります。ご参拝前に下記URLより「天岩戸神社」のホームページへアクセスし情報を収集した上でお詣り下さい。